過去の災害において、ペットが飼い主と離れ離れになってしまう事例が多数発生しましたが、このような動物を保護することは多大な労力と時間を要するだけでなく、その間にペットが負傷したり衰弱・死亡するおそれもあります。また、不妊去勢処置がなされていない場合、繁殖により増加することで、住民の安全や公衆衛生上の環境が悪化することも懸念される。このような事態を防ぐために、災害時の同行避難を推進することは、動物愛護の観点のみならず、放浪動物による人への危害防止や生活環境保全の観点からも、必要な措置であるといえます。(環境省「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を参照)
家族同線であるペットといつまでも暮していく為、災害を乗り越える事のできる計画が必要となります。