災害が来る前にできること
ペットが普段生活している場所や飼育ケージなどは定期的に点検し、必要であれば固定したり、補強をしておきましょう。室内で飼っている場合であれば、地震のときに家具やケージが倒れないように固定します。猫の寝床や鳥小屋が高所にある場合も、しっかり備え付けましょう。水槽などは台に固定し、ガラスの飛散防止フィルムを貼るなどの対策を施します。
犬などを屋外で飼っている場合は、首輪や鎖が緩んでいないか、ケージや囲いに隙間がないかなどを点検します。地震のときに破損しやすいブロック塀や倒れやすい建物、ガラス窓の下では飼育しない、などの配慮も必要です。
災害が起こったときに、どのように対処するかを家族全員で話し合っておくことも大切です。避難所への道順や所要時間を確かめ、飼い主が留守中に災害が起こったときの対処方法も考えておきましょう。